米国GoogleのモバイルOS「Android」がJavaの知的財産権を侵害しているとして米国Oracleが訴えた訴訟で、米国カリフォルニア州北部地区連邦地裁のウィリアム・アルサップ（William Alsup）判事が9月4日、Oracleに対し、Googleに訴訟関連費用約100万ドルを支払うよう命じたGoogleは約400万ドルの支払いを求めていたため、これは部分的な勝利にすぎない
アルサップ判事は、Oracleに文書開示関連費用290万ドルの支払いを求めたGoogleの請求については退けたGoogleの主張は説得力がなく、費用を水増ししていると非難している
「Googleによる電子開示費用の請求における問題点は、費目の多くが、開示文書の整理、調査、分析といった“知的活動”の対価として立てられていると思われることだ」と、アルサップ判事は述べている「最も目に余るのは、電子会議費、キックオフ会議の準備および参加費、同僚や他のベンダー、顧客とのコミュニケーション費だこれらは、費用を法的に請求できる知的活動ではない」
しかし、アルサップ判事は、裁判所が裁判のために任命した鑑定証人に支払われた日当などのうちGoogleの負担分となる100万ドル程度については、同社の主張を認め、Oracleが支払わなければならないとの判断を示した
Oracleは2010年8月、同社が保有するJavaプログラミング言語の特許および著作権をAndroidが侵害しているとして、Googleを提訴したこの訴訟は今年結審し、Googleはほぼ無罪となったが、Oracleは判決を不服として控訴する計画だOracleは、Googleによる数十億ドルの損害賠償を求めていた
一審での勝訴を受け、Googleは訴訟費用の請求が可能になった県産モズク加工・販売のハマショク（沖縄市、高津原忠社長）は、モズクに含まれるフコイダンを血液中に取り込みやすい低分子に分解する酵素を発見したフコイダンは体の免疫力を高め、がん細胞の進行を抑制する効能を持つとされる現在、特許を出願中１０月に同技術を応用したフコイダンエキスの商品を発売する
高津原社長は４日、「６年前からモズクを使った健康食品を作ってきたいつか医薬品として販売したい」と意気込みを語った
ハマショクはこれまで、モズクの粉末を煮沸し、かき混ぜることで高分子のフコイダンを含むエキスを抽出商品化して販売してきた
しかし高津原社長によると、高分子よりも低分子の方が、腸内での消化吸収が活発だというそこで効能をより効率良く発揮するため、４年前から低分子化の研究を進めてきた
２年前、モズクを発酵させてフコイダンを分解しようと、沖縄工業高等専門学校から１０種類以上の乳酸菌などを混合した「ケフィア菌」の提供を受けたその後、発酵実験を繰り返し、７月、同校の分析により９０～１２０日で完全に低分子化されることを確認した
同社は１０月、フコイダンを乳酸菌で低分子化したエキス「モズクの力」を販売する１本７２０ミリリットルで税込み６５００円Googleの主張は説得力がなく、費用を水増ししていると非難している
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