韓美半導体がサムスン電子系列の半導体設備業者、セクロンに特許を侵害されたとして起こした損害賠償訴訟で、ソウル中央地裁は6日までに、セクロンが韓美半導体に賠償金21億8000万ウォン（約1億5100万円）を支払うよう命じる原告勝訴の判決を言い渡したまた、同地裁はセクロンが問題の製品を生産、譲渡、輸入することを禁じた
セクロンはサムスン電子が78.1％を出資する子会社韓美半導体は2000年初めに半導体チップを最終生産する「ソーイング・アンド・プレースメント」を開発し、10年に「1億ドル輸出の塔」表彰を受けた
同地裁はセクロンが韓美半導体の設備に使われた重要技術を侵害したと認定した】特許侵害をめぐるサムスン電子と米アップルの訴訟を担当する米カリフォルニア州連邦地裁のルーシー・コー判事は6日（日本時間7日）、審理日程の変更を求めたアップルの要請を棄却した
アップルは、20日に予定されているサムスンのタブレット型端末「ギャラクシータブ10．1」の販売差し止め仮処分の取り消しと関連した審理日程の延期と、12月6日に予定されているサムスンのモバイル製品に対する米国内での販売差し止め申し立てと関連した審理を早めるよう求めていた
業界では審理の日程が年末であるため、サムスン電子は販売差し止め対象の機器の在庫をさばき、対象外の製品に代替していく時間を稼いだことになり、販売差し止め措置が事実上、意味がないと分析している
アップルは先月24日にサムスン製品が特許を侵害したとの陪審員らの評決を受け、サムスン製品8機種に対する永久販売差し止めを地裁に求めているサムスンも評決を受け、「ギャラクシータブ10．1」に対する販売差し止め仮処分を取り消すよう地裁に求めた韓国公正取引委員会（ＦＴＣ）は６日、米アップル＜AAPL.O＞からの訴えにより、韓国サムスン電子＜005930.KS＞が無線技術における支配的地位を乱用（独占禁止法違反）していないかどうかを調査していることを明らかにした
公取委関係筋によると、委員会ではアップルが今年提起した訴えに基づき、サムスンが無線技術関連特許での支配的地位を乱用して、市場で不公正な競争を引き起こしていないかを調査している
サムスンをめぐっては、このほかに欧州連合（ＥＵ）の規制当局も、第３世代（３Ｇ）関連特許をライバル企業に侵害されたとの同社の主張が独占禁止法に違反していないかどうか調査を行っている
世界の携帯端末市場で激しいシェア争いを繰り広げるアップルとサムスンは、１０カ国で互いの特許をめぐって訴訟合戦を展開先月には米カリフォルニア州の連邦地裁の陪審団がアップルの主張をほぼ全面的に認め、サムスンに１０億５０００万ドルの損賠賠償を命じる評決を下している故ジョブズ氏はGoogleと徹底的に争う姿勢を崩さなかったが、クック氏は対話路線も模索しているようだ
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米国Appleが韓国Samsungとの特許侵害訴訟で勝利を収めた後、今度は米国Googleと激しい訴訟合戦を始めるのではないかと憶測する声が挙っていた前CEOの故スティーブ・ジョブズ（Steve Jobs）氏が生前、Googleと徹底的に争う意思を示していたからだ
しかし現CEOのティム・クック（Tim Cook）氏は、GoogleのCEOであるラリー・ペイジ（Larry Page）氏と会談したと報じられており、クック氏のスタイルはジョブズ氏とは一線を画すようだ
報道によると、クック氏とペイジ氏は両社の特許問題をめぐり、水面下で話し合いを続けているという先週、両CEOは電話会談を行ったとされ、9月7日には直接協議が行われる予定だったというが、未明の理由により延期されたとされるロイターの情報によれば、向こう数週間以内に両者は再び話し合いを予定している
クック氏とペイジ氏の話し合いの内容は不明だが、情報提供者は、GoogleのAndroidモバイルOSの基本的特長・機能をめぐる紛争に関し、CEO達が休戦を求めているのではないかとの考えを示した
スティーブ・ジョブズ氏は伝記の著者に対し、AndroidはiOSを土台にした盗作だと非難し、「Googleと核戦争も覚悟している」とまで語っているしかしAppleは実際にはGoogleを訴えていないどころか、逆にGoogleの子会社Motorolaから訴えられているGoogleは今年5月にMotorolaを買収したことで、同社の持っていた1万7,000点の特許も同時に取得した
ジョブズ氏が核戦争宣言をした当時、Googleはまだこれらの特許を獲得していなかった
アナリストのロジャー・ケイ氏は、Samsungとの特許紛争に勝ったAppleは、今度はGoogleに対する追求を始めると予測している韓美半導体は2000年初めに半導体チップを最終生産する「ソーイング・アンド・プレースメント」を開発し、10年に「1億ドル輸出の塔」表彰を受けた
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